玉川徹氏、大谷翔平の代理人ネズ・バレロ氏に「何をやっているの?」実態に「水原さんが代理人。おかしい」

[ 2024年4月15日 10:05 ]

東京・六本木のテレビ朝日社屋
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 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が15日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。ドジャースの大谷翔平投手(29)の元通訳で銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者(39)について言及した。

 水原容疑者は違法賭博の借金を返済するため、大谷選手の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正に送金したとされ、米司法省から11日(日本時間12日)に銀行詐欺容疑で訴追された。12日(同13日)、米ロサンゼルス市内にある連邦地裁に出廷した。地裁は保釈保証金を2万5000ドル(382万5000円)に設定。保釈の条件として、パスポートの返納、カリフォルニア州中央地区を離れることはできず、被害者との連絡、面会なども禁止。一切の賭博も禁止され、ギャンブル依存症の更生プログラムを受ける。条件違反の際に保釈保証金を納付する義務が生じる。

 司法省によると、水原容疑者が送金したのは21年11月から24年1月までで、水原容疑者が関係する機器やIPアドレスが使われていた。当局が入手した水原容疑者の賭博記録には、この期間中の合計賞金は総額1億4225万6769ドル(約218億円)、負けた金額は1億8293万5206ドル(約280億)で、損失額は4067万8436ドル(約62億円)にのぼる。

 代理人であるネズ・バレロ氏は大谷と直接話すことはなく、水原容疑者を通じてメッセージを伝えていたとされている。日本語を話す従業員はおらず、必要な時だけ通訳を雇用していたという。

 玉川氏は「水原さんが代理人。それはおかしい。あくまで通訳で、法的に代理人じゃないのに。代理人はたいてい弁護士さんがやるのであって、そこを間違えた。バレロ氏は相当大谷さんからお金をもらっているわけでしょ?それだけもらっていて、直接大谷さんとコミュニケーションとっていないのは何をやっているの?」と、バレロ氏の代理人としての役割に疑問を呈した。

 在米17年の国際弁護士・吉田大氏は「通訳の方は最初はフィールドでの言葉の壁をなくすために雇われましたけど、結果としてフィールドの外でひょっとすると言葉の壁を利用して権力・意思決定が集中するかたちになってしまい、それをチーム大谷としても見抜けなかった点は十分に検証されていいことだと思います」と語った。

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