橋下徹氏 水原一平容疑者めぐる問題に「依存症だからと罪軽くするのは違う」サポートは必要も「犯罪は別」

[ 2024年4月15日 12:06 ]

橋下徹氏
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 弁護士の橋下徹氏(54)が15日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ドジャースの大谷翔平投手(29)の元通訳で銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者(39)をめぐる問題に言及した。

 水原容疑者は違法賭博の借金を返済するため、大谷選手の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正に送金したとされ、米司法省から11日(日本時間12日)に銀行詐欺容疑で訴追された。12日(同13日)、米ロサンゼルス市内にある連邦地裁に出廷。地裁は保釈保証金を2万5000ドル(382万5000円)に設定し、保釈の条件として、パスポートの返納、カリフォルニア州中央地区を離れることはできず、被害者との連絡、面会なども禁止。一切の賭博も禁止され、ギャンブル依存症の更生プログラムを受ける。条件違反の際に保釈保証金を納付する義務が生じる。

 司法省によると、水原容疑者が送金したのは21年11月から24年1月までで、水原容疑者が関係する機器やIPアドレスが使われていた。当局が入手した水原容疑者の賭博記録には、この期間中の合計賞金は総額1億4225万6769ドル(約218億円)、負けた金額は1億8293万5206ドル(約280億)で、損失額は4067万8436ドル(約62億円)にのぼる。

 橋下氏は「心神耗弱とか、精神的なものに結びついているなら場合によってはそれが理由に減刑もあるかもしれない。ただ、依存症の方にはきちっとサポートしないといけないと思うけど、それと今回の犯罪は別だと思っている」とキッパリ。「依存症はサポートが必要なので、メディアではあまり取り上げない方がいいとか、静かにしてあげた方がいいっていう声もあるんですが、犯罪は別だと思う。水原容疑者のように一定のルールの中でギャンブルをしている人もいるので、依存症だからといって罪を軽くするのは違うと思う。サポートは必要ですけどね」と述べた。

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