おばたのお兄さん 妻子とともに新潟に帰省中能登半島地震…帰京一時困難「これは駄目だと」

[ 2024年1月4日 20:04 ]

おばたのお兄さん
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 お笑い芸人のおばたのお兄さん(35)が3日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、新潟県魚沼市の実家に帰省中に、能登半島地震に見舞われたことを明かした。

 おばたのお兄さんは、1日の午前中にフジテレビ系「新春!爆笑ヒットパレード」に出演するためにテレビ局にいたが、その日の午後1時40分発の新幹線で、妻でフジテレビアナウンサー・山崎夕貴と生後4カ月の長男を連れて新潟県魚沼市の実家に帰省した。

 だが着いて家族と会った直後に「ドーンと来まして。実家付近も震度5弱かな。かなり揺れて、大変なことになっているなとテレビを付けたら、能登半島で地震が起きて本当に大変なことになっていました」と振り返った。「こちらは停電も断水もなく。本当は親戚回りとか、お世話になったお祝いをくれた方に子どもを連れてまわろうと思ったんですが、当然そんな状況じゃなかったので、それはあきらめた」とおばたのお兄さん。

 翌日の2日にに帰京予定だったが、「元々取っていたチケットが震災の影響で夜とかにならないと来ないということで。それだとまずいから、自由席に乗って帰ろうと思って。そうしたらもう、人が溢れかえっていて、当然通路も駄目、通路も座れない。デッキもパンパンで。2本見逃したんですよ、新幹線。駅の構内アナウンスでも、現状一人も乗れません。だから乗車をあきらめてくださいみたいなのが流れて、これは駄目だと。子どものミルクの問題もあるし、子どもが限界だなと思って」と、その日は地元で暮らしている兄の自宅に泊めてもらったという。

 だが3日になっても新幹線は全部満席で、通路やデッキに乗ることもできないと言われたため、新潟から群馬県の高崎まで兄夫婦が車で送ってくれることになったと語った。おばたのお兄さんは「高崎始発だったから、湘南新宿ラインに乗って帰ってきました」としたが、それも「何とかかんとか帰ってきたんだけど、湘南新宿ラインも人身事故が起きたから、高崎から各駅で。池袋に来た時点で、お客さん同士のトラブルでストップしてますと」とトラブル続きだったとし「なんとか、ようやく着いたということであります」と語った。

 おばたのお兄さんは「もちろん、もっと大変な状況にいる方も沢山いらっしゃいますし、僕も中越地震というのを20年前くらいにあったのを経験しているんで、本当に大変な状況というのは十分にわかるんだけれども、(小さい子どもを持つ親として)こういう時のために何を持っていたらいいか、とか何を持つべきかとか滅茶苦茶勉強になった」と語り、山崎アナも「必要な分しか持って行ってなかったからね」と賛同。電車の中では移動することもできなかったため、おむつ替えが難しく「例えば捨ててもいいような100円ショップのシートとか」と語った。

 また、最後に募金の呼びかけも行っていた。

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