青学大・原晋監督の“思わぬ”声掛け　8区・塩出「正直“えっ、今行くの？”って思いました」

青学大・原監督

　箱根駅伝で総合優勝した青学大の原晋監督（56）と選手たちが4日、日本テレビの朝の情報番組「ZIP！」（月～金曜前5・50）に生出演した。

　番組では、1～10区までのレースの模様をVTRで振り返りながら、選手と原監督が当時の状況などを語った。

　実況のサポートを担当した杉原凛アナウンサーは、8区で区間賞を獲得した塩出翔太（2年）に「1キロのペースを伝えた後、原監督が塩出選手に“じゃあちょっとトイレ休憩に行ってくるから”って、放送に乗っていないところでおっしゃっていて、聞こえていましたか？」と質問。

　塩出は「はい。聞こえていました。正直“えっ、今行くの？”って思いました」と答え、「その後、4、5キロの所で合流して、監督が車から降りていて応援してくださっていたんですけど、“あっここにいた”みたいな感じでした」と振り返っていた。

　これについて、原監督は「トイレ行ってくるねってね。一応ルールなんですけど。1キロの所でトイレ休憩に行かないといけないということでね、正直にね。自分でちゃんと走れよというメッセージです」と説明していた。