玉川徹氏 能登半島地震から3日「経過するにしたがって必要なものが変わる。まずは水で、次に食料…」

[ 2024年1月4日 12:11 ]

東京・六本木のテレビ朝日社屋
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 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が4日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。石川県で最大震度7を観測した能登半島地震について言及した。

 発生から4日目となり、生存率が大幅に下がるとされる発生72時間が同日夕に迫った。地震による死者は78人となっており、他にも行方不明者は多数に上っている。各自治体が生存者の発見、救助を急いでいる。

 現地では3日からの雨で土砂災害などの二次被害の懸念も強まっている。石川県内の避難者は3日時点で約3万3000人。政府によると、建物倒壊は200軒以上で確認されている。道路の寸断に加えて断水や停電が続いている地域もあり、避難所での生活が長引く可能性もある中で、トイレなどの衛生面の懸念も出ている。

 司会の羽鳥慎一アナウンサーが「報道されているところでも物資不足が言われていますけれども、報道されていないところでも多くあると思います」と言うと、玉川氏は「そうですね。阪神淡路大震災の時に僕は直後から半年間くらい取材を続けたんですけれども、地震から時間が経過するにしたがって必要なものが変わっていく」と指摘。

 そして、「まだ今、発生から3日という段階だと思うんですけど、その時は水と食料。水はまだ十分に届いていない所がいっぱいあるようです。まずは水で、次に食料。それが過ぎていくと、例えばトイレが足りないだとか、住む所をどうするという話にだんだん変わっていく。ステージに応じて救援を続けていくということが必要で、関係者の皆さんの努力にもすがるわけでしかないわけですけれども、ぜひ頑張っていただきたい。皆さん、関係者も含めて頑張っていただきたいと思います」と話した。

 羽鳥アナも「阪神淡路も1月でしたし、寒さとの戦いもあると思います。その部分もケアが重要だと思います。高齢者の方も多いと思いますので、ケアが必要だと思います」と話していた。

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