青学大・原監督 災害時の今できること「学生は受験やスポーツ活動…そこで一生懸命取り組むこと」

[ 2024年1月4日 19:41 ]

青学大・原監督
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 箱根駅伝で総合優勝した青学大の原晋監督(56)が4日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)に生出演。能登半島地震の被災地の現状を伝えるニュースを受ける形で、「今できること」について思いを語った。

 石川県で最大震度7を観測した能登半島地震で、石川県は4日、県内の安否不明者が79人に上ると発表。県内で確認された死者は午後3時現在で84人となった。被災地などに続く県内道路は87カ所が通行止めとなり、輪島市や珠洲市の集落を中心に少なくとも約750人が孤立している。4日午後には、生存率が大幅に下がるとされる発生72時間が経過。倒壊家屋などからの救助作業は難航し、警察や消防による捜索が続いた。

 被災地の現状を伝える現場リポートを受けた榎並大二郎アナウンサーから「今、一人一人ができること」について問いかけられた原監督は「まずは思うこと、寄り添うことが大切だと思う。それを受けて、国、個人として、できることをやっていければいいと思うんですね。個人レベルで言えば、寄付ができる余裕がある方は寄付を、ボランティアができる方はボランティアを。学生はこれから大学受験や、スポーツ活動も始まってますので、そこで一生懸命取り組むことがですね、勇気や元気をお伝えすることができるのかなと思います」と自身の考えを示した。

 原監督は3日に行われた優勝会見の第一声で「1月1日、能登震災において、本来であればお正月は家族団らんで、おせちやお雑煮を食べながら2、3日箱根駅伝をご覧いただける方、数多くいらっしゃったんだと思う。しかし、あのような災害の中で今でも苦しまれている方がいらっしゃる。そんな中での箱根駅伝、開催させていただいたことに対して、まずもってお礼を申し上げたい。ありがとうございました」と話した。2日の往路優勝後にも「能登震災で開催できるかどうかわからない中、多くの被災に遭われた方がいる中で、箱根駅伝できること、本当に感謝申し上げたい」と話していた。

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