田中ウルヴェ京氏　羽田衝突事故当日に新千歳空港にいた　航空会社スタッフに感謝「安心だった」

ソウル五輪シンクロ・デュエット銅メダリストの田中ウルヴェ京氏
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　シンクロナイズドスイミングの五輪銅メダリストでスポーツ心理学者の田中ウルヴェ京氏（56）が4日、TBS系「Nスタ」（月～金曜後3・49）にコメンテーターとして生出演し、羽田空港で2日に起きた日航機と海上保安庁の航空機の衝突事故についてコメントした。

　日航機の乗客、乗員379人全員が脱出。番組では乗客が撮影した事故当時に機内の映像を放送した。パニック状態になり、叫ぶ人も現れる機内で、客室乗務員が姿勢を低くして煙を吸わないよう促すなど、冷静な対応をする様子も映し出されていた。

　事故の日航機は、新千歳空港発だった。事故が起きた当時、田中氏は帰京するため同空港にいたという。「私自身も2日の夜、事故が起きた時には新千歳空港にいて、羽田に帰る予定で、もちろん欠航になった」と説明。東京に戻ったのは3日深夜だったと明かした。

　不安な中、救われたのは航空会社スタッフの様子だったという。「つくづく感じたのは、飛行機会社の皆さんが、冷静なのにニコニコしてらして。おそらく不眠不休だったと思うのですが、冷静な対応をしていただいたことは、我々にとってとても安心することだったなと思います」と感謝していた。