民放各局アナが被災地へ TBS南波アナは涙声、日テレ藤井アナは被災者同士の助け合い伝える

[ 2024年1月4日 16:45 ]

日本テレビの藤井貴彦アナウンサー
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 最大震度7を記録した能登半島地震の発生から3日目を迎え、民放各局のアナウンサーが被災地に入り、現場の生の様子を伝えた。

 TBSは、井上貴博(39)南波雅俊(35)両アナウンサーが現地入り。同局系「Nスタ」(月~金曜後3・49)に中継で生出演した。石川県珠洲市に入った井上アナは、日本海沿岸の特有の遠浅な海域に言及。「海底の部分がより水深が浅くなった。自衛隊が輸送艦を出したとしても、接岸できないんです。海から物資を運ぶことができない。珠洲市ではそういう状況です」と、救援活動の困難さをリポートした。

 また南波アナは輪島市の朝市周辺からリポート。近くに住んでいた4人家族は、近所の高齢女性が亡くなったことを知らされたという。家族を取材した難波アナは「“自分たちより元気な方で、なぜ声を掛けなかったのか、すごく後悔している”と…いうふうにおっしゃっていました」と、声を詰まらせる場面もあった。

 日本テレビ藤井貴彦アナウンサー(52)は、「news every.」(後4・05)のスタジオを飛び出し、同県穴水町の町役場前から中継出演。役場は避難所となっているといい、「温かいものを提供できるように、被災者が、被災者同士、力を合わせて、町内の食材を持ち寄って夕方の炊き出しを行っています」と、被災者同士の助け合いの様子をリポートした。

 フジテレビ木村拓也アナ(33)も「Live News イット!」(月~金曜後3・45)で、穴水町からの中継でリポート。土砂崩れでまだ人がいるとみられる、倒壊した民家を背に現地の様子を伝えた。この家族と30年来の付き合いだという近所の住民から話を聞いたといい、「おそらくお父さん、お母さん、お孫さんと3人が中にいるのではということで、その安否を悲痛な、沈痛な面持ちで見守っていた」と話していた。

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