つるの剛士、第2の故郷・大阪府高槻市の将棋PR大使に就任 藤井8冠と対局するなら「8枚落ち」!?

[ 2023年11月17日 15:20 ]

 「将棋のまち高槻」PR大使に就任したつるの剛士(左)と高槻市・浜田剛士市長 
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 俳優のつるの剛士(48)が17日、大阪・高槻市で「将棋のまち高槻」PR大使に就任し、委嘱式に出席。濱田剛史市長(59)から委嘱状を受けた。幼稚園から小学6年まで8年間、高槻で育ったつるのは「大好きな第2のふるさと高槻から未来の棋士が生まれるようPRしたい」と抱負を語った。

 幼稚園から小学6年の7月まで高槻市で育った。「多感な時期だったんで、今も高槻の風景を思い出す」という。当時の旧友は今も応援してくれて、大阪での仕事の際には交流があるそうだ。4日前にも大阪でNHKの番組ロケに出演した際には「午前3時まで大阪の友達と呑んでました」。確かに会見中も時折「いっぱいおるなあ…」「懐かしいなあ思って」「おもろい」と大阪弁が飛び出した。

 小学3年の頃に将棋を始めたが「オヤジが強くて勝てず、嫌いになった」と一時は遠ざかった。22歳でウルトラマンダイナの主人公を務めた時に、待ち時間、移動時間にゲームボーイの将棋ソフトに出会って将棋を本格的にスタート。アマ初段となり「9年かけて二段に、それから4年で三段になりました」。アマ三段の腕前で、14年から「将棋親善大使」(日本将棋連盟委嘱)を務める。また、NHK「将棋フォーカス」で司会を務め、将棋アクション漫画「ハチワンダイバー」にプロ棋士としてゲスト出演するなど芸能界でも1、2を争う将棋好きで知られる。

 奇しくも38年ぶりに日本一に輝いた阪神・岡田彰布監督(65)も、つるのと同じアマ三段の腕前。「バースの活躍で優勝した38年前は小学生で高槻にいました。実は岡田監督と銀行員だった父が仲良くて、一緒に写った写真もあるんですよ。岡田監督とはいつかぜひ1局、お願いしたいです」と対局の実現を望んでいた。ちなみに藤井聡太8冠と対局するなら「8枚落ちなら行けるかも。どうでしょう。やってみたいです」とこちらも色気たっぷりだった。

 高槻市は、市の中央部にある高槻城三の丸跡から将棋の駒が発掘されるなど古くから将棋が親しまれてきたという。18年に自治体として全国で初めて日本将棋連盟と包括連携協定を締結。来年秋には日本将棋連盟関西本部を置く「関西将棋会館」が大阪市福島区から高槻市へ移転するなど「将棋のまち」として街の活性化を進行中。「将棋を次の100年に」と、ふるさと納税型クラウドファンディング「関西将棋会館建設プロジェクト」を立ち上げた。

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