「光る君へ」三条天皇役に木村達成「忠実を疑い、演ずる役も疑い…疑い続ける日々が始まりそう」

来年放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」で三条天皇を演じる木村達成（C）NHK
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　女優の吉高由里子（35）が主演し、主人公・紫式部役を演じる来年2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」に、俳優の木村達成（29）が三条天皇役で出演することが分かった。17日、同局のドラマ公式ツイッターで発表された。

　三条天皇は、居貞親王のことで、冷泉天皇の皇子。いとこの一条天皇よりも四歳年長でありながら、その東宮（皇太子）として二十年以上を過ごす。叔父である道長の次女・妍子（けんし）を妃に迎えるが、即位したのち、道長との確執は深まる。

　木村は「歴史上で実在した人物はどんな人物だったのかを調べたり、せりふから想像したり、ワクワクすることだらけですが、今回の役柄は、そのようにはいかない気がします。忠実を疑い、演ずる役も疑い、自分のフィルターを通したときに何が生まれてくるのか、また疑い続ける日々が始まりそうです」とコメント。

　これまでの大河ドラマでは「青天を衝け」に出演しているが「舞台でご一緒した吉沢亮さんはじめ、同じ世代の俳優さんたちとたくさんお話ができ、刺激を受けることができました。真冬のロケが初めてのシーンでしたが、素足で凍えたことも、今となってはいい思い出です」と振り返り、今作品にも期待を寄せた。