名作ドラマ「愛していると言ってくれ」が韓国でリメイク 日本でも27日からディズニープラスで配信開始

[ 2023年11月17日 18:00 ]

韓国リメイク版『愛していると言ってくれ』ポスタービジュアル(C)TBS
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 TBSの名作ドラマ「愛していると言ってくれ」が韓国でリメイクされる。主演は俳優のチョン・ウソン(50)と、女優のシン・ヒョンビン(37)が務める。

 1995年に放送されたTBSの名作ドラマ「愛していると言ってくれ」が、28年の時を経て韓国でリメイクされた。27日に韓国のGENIE TVオリジナルとして初回放送され、日本でも同日からディズニープラスにて配信が開始する。

 「愛していると言ってくれ」は豊川悦司と常盤貴子が主演、北川悦吏子が脚本を手がけたオリジナルドラマ。聴覚に障害のある新進青年画家と、俳優を目指す若い女性との純粋な愛のやり取りと成長の過程を描いたラブストーリーだ。放送回を追うごとに話題を呼び、高視聴率を記録して社会現象を巻き起こした大ヒット作品である。

 韓国版では、聴覚障害がある画家のチャ・ジヌ役をチョン・ウソンが演じる。チョン・ウソンは、日本でもヒットした映画「私の頭の中の消しゴム」などで主演を務め、韓国では「ラブストーリー職人」として知られており、本作で11年ぶりに恋愛ドラマに復帰することにも注目が集まっている。

 夢を抱く俳優の卵、チョン・モウン役を演じるのは、世界的にヒットしたドラマ『賢い医師生活』に出演して人気を博し、実力派俳優として注目されるシン・ヒョンビン。運命的な恋に落ち、感情の渦の中で葛藤しながら成長していく女性を繊細に演じている。

 チョン・ウソンは、今回の役柄について「チャ・ジヌには聴覚障害があります。私たちは声でコミュニケーションを取っていますが、どれだけ相手の言葉をよく理解して、どれだけ正確に伝えられているでしょうか。また、恋愛ではどのように使っているのでしょうか。もしかしたら、間違ったコミュニケーションを取っているかもしれません。この作品では、チャ・ジヌの姿を通して『コミュニケーション』に対する葛藤が描かれています」とコメント。

 「制作されることになるまで、長い時間と様々な経緯を経た作品です。私は制作に大きな願いを込めた俳優として心から感謝していて、うれしく思っています。チャ・ジヌの、穏やかだけれど大きく気持ちが動いていく様子を視聴者の皆様の心にお届けする為に、最善を尽くしました。多くの方に観ていただけますように願っています」と呼びかけた。

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