山田邦子、KANさん訃報に衝撃「嘘でしょ」　「愛は勝つ」は自身の冠番組から大ヒット　作曲でタッグも

山田邦子
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　「愛は勝つ」が大ヒットした歌手のKAN（かん、本名木村和＝きむら・かん）さんが死去したことが17日、分かった。61歳。訃報を受け、KANさん作曲「さよならだけどさよならじゃない」を歌唱したタレントの山田邦子（63）が追悼した。

　KANさん最大のヒット「愛は勝つ」は、1990年9月にリリースされた。時代の寵児だった山田邦子の冠番組「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」の挿入歌として採用されたことで注目が集まり、大ヒット。最終的には200万枚超えのダブルミリオンを達成した。KANさんはこの曲で、翌年のNHK紅白歌合戦に初出場。ピアノの弾き語りで熱唱し、会場は大盛り上がりだった。

　訃報を受け、山田は「ええっ！！嘘でしょ？KANちゃんが？ごめんなさい、何も知らなかった。ショック！！」とその衝撃の大きさを投稿した。

　また、山田は同番組で、横山知枝と組みユニット「やまだかつてないWink」を結成し、1991年にKANさん作曲で「さよならだけどさよならじゃない」をリリースした縁もある。同局は、オリコンチャート週間2位、1991年度のオリコン年間49位と、話題を呼んでいた。

　　KANさんは今年3月、日本では数十例ほどしか症例がない「メッケル憩室がん」を公表し、闘病していた。昨年秋に数週間腹痛が継続したことから検査をしたところ、病気が判明。予定していたツアーを中止した。今年4月に再入院、5月に退院を報告していた。今月3日には一部楽曲のストリーミング配信を開始することを公式ホームページで発表。自身のSNSは7日まで更新されていた。ビートルズの「NOW　AND　THEN」のミュージックビデオの感想が最後の投稿となった。