来年大河「光る君へ」主演・吉高由里子「ひな人形みたい。重くてGが増えた」京都で平安衣装まとい撮入

[ 2023年5月28日 18:29 ]

2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」がクランクイン。撮影後、会見に登場した紫式部役の吉高由里子(左)と藤原道長役の柄本佑
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 女優の吉高由里子(34)、俳優の柄本佑(36)は28日、京都・平安神宮で2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」のクランクイン。主人公・紫式部(まひろ)役を演じる吉高は「ゆかりある京都で初日を迎えて、無事に撮り切ることができて特別な感じ。これからの長い1年半の撮影を京都でスタートできてうれしいです」と目を細めた。

 08年の「篤姫」以来16年ぶり2作目の大河出演となった吉高。主演は初めて。撮影初日からクリーム色の表衣に袿(うちき)で緋色の長袴という紫式部が行事に向かう着飾った衣装で登場し「このような格好は初めて。ひな人形みたい。その場から全然動けない状態で。重くてG(重力)が増えたみたい。この平安神宮での撮影は、令和から平安時代にタイムリープした気持ちになりました」と屈託のない笑みを浮かべた。

 紫式部役について、吉高は「そんなに明るくないという認識だったんですが、今回、好奇心旺盛な、多感な女の子になっています。成長して、源氏物語がどう描かれていくのかという、紫式部の興味に気づいて行ければと思っています」と自身の持つイメージを一気に明かした。

 一方、朝5時からドラマへの初登場シーンを撮影した柄本は五位の武官が着る赤の武官束帯姿。平安中期の公卿で摂政、太政大臣となった藤原道長役だ。「1年半の撮影の大元となるエネルギーをいただけた。光栄です」と目を細め「時の権力者だけでなく、三男坊で牧歌的な部分があって、普通の青年がそういう部分(権力者)に行き着くという感じ」と道長役への印象を語った。

 「光る君へ」は、連続テレビ小説「ふたりっ子」「オードリー」などで知られる大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける63作目の大河ドラマ。平安中期、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を生み出した紫式部の人生が描かれている。柄本は「大石先生の書かれる脚本がまあ、おもれえ。初日で歩くシーンとかだったけど、早く喋ってみたい」とニンマリ。吉高も「大石静ってぶっ飛んでるなって思うぐらい平安というイメージを切り開いて新しいモノに感じる。日本の風情を大切にしているし、キャッキャしてる女の子たちのイケメン探しもある」と楽しみにしていた。

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