ラジオの帝王・伊集院光が見抜いた“パーソナリティー”岡村隆史の努力「その手間掛けると掛けないで違う」

[ 2023年5月28日 15:20 ]

「ナインティナイン」の岡村隆史
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 タレントの伊集院光(55)が27日放送のカンテレ「おかべろ」に出演。“ラジオの帝王”が、ナインティナイン・岡村隆史(52)のパーソナリティーとしてのすごさを語った。

 故六代目三遊亭円楽さんに弟子入りするも、兄弟子の頼みで出演したラジオのオーディション番組で頭角を現し、落語は諦めDJとして大成した。19歳でラジオデビューし長年放送業界に君臨するしゃべりのプロは、ニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」での岡村の努力を見抜いていた。

 「岡村隆史がラジオでスゴイなって思うのは、この人、はがきにきちんと目を通して、こう読もうっていうことをやっている」と評した。「その場で(はがきを)渡されて“ええっと…なになに…”っていうのもラジオのスタイル。スターとか売れっ子はこれでいいの」と解説。「岡村君はおそらく、ちゃんと下読みをしたり、ここはモノマネしたほうが絶対に分かりやすいとか、ここは空けよう…っていうのをやっている」と指摘し、「忙しくてそれをやってる人を見たことがない」と感心した。

 「僕みたいにラジオをほぼ専門でやってる人間はそういう余裕がある。僕は人に勝てるのは丁寧にはがきを選んで丁寧に読み方を…と何なら句読点をちゃんと打ったりするんだけど。岡村さん、やってるでしょ」と問われた岡村は、「それは昔からと言うか…」とうなづいた。

 「はがき書いてくれる人に失礼やなあと思うんで全部目通して、頭の中で読む練習はするんです」と岡村。「(放送は深夜)1時からですけど、10時半ぐらいに入ってはがき選んで…それはずっとやってるんですよ」と明かした。

 伊集院は「同じラジオに聞こえるかもしれないけど、その手間を掛けると掛けないで俺は違うと思ってる。そこに敬意があるから」と持論を展開し、「ナイナイなら、ぽんと渡されたやつでも絶対面白いと思うんだけど。うわ!この人、やってんだ…たまんないな…って」と苦笑い。「スターに努力されちゃたまんねえよ!」と語気を強め、「そんなんじゃないんです」と岡村を照れさせていた。

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