岡田准一 苦手意識あった“寝技”をアクションに取り入れた意外なきっかけ 格闘技の次に極めたいものも

[ 2023年5月28日 10:24 ]

岡田准一
Photo By スポニチ

 元「V6」で俳優の岡田准一(42)が28日、フジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。“寝技”についての思いを明かした。

 この日は主演映画「最後まで行く」で共演した俳優の綾野剛、メガホンをとった藤井道人監督とともにトーク。話題が趣味について話題が及ぶと、綾野は「趣味とは本当にないっすね」とポツリ。それでも「唯一、趣味というか、ずっとオタクだなというのはどの作品もずっと見ていられるというか、ジャンルレスで。楽しいですね」と笑顔。岡田は「趣味はいっぱいある」としつつ「格闘技も武術も…でもそれは仕事もあるし、趣味でもあるし、やり続けていると面白くなっていくから。そういうのは面白いですよね」と話した。

 そんな中、さまざまな格闘技を極め、アクション指導としても作品に携わっている岡田は「俺、寝技、苦手なんですよ」と告白。これに、藤井監督も「えー-!」と驚き。綾野も「この間言われたけど、全然ピンとこなかった」と首をひねった。

 岡田は「打撃はラッキーもありというか、タイミング、距離感によって倒せるってことが起こり得るんですけど、寝技って偶然がないので、スキルというか、強いやつは強い。白帯が黒帯にかかって、ラッキーが起こらないんですよ。絶対的に、3年間はボコボコにされるっていう経験を経ないと寝技って無理。だから、凄い苦手意識があって」とその言葉の意図を説明した。

 「アクションを突き詰めていくと、寝技って世界であまりやられてなくて」と岡田。「宮崎駿さんのジブリ行った時に、ご飯を食べる世界の食みたいな資料が山ほどあって、生命に対する絶対に遠ざけられない食というものを研究されていたのをずっと覚えていた。生命で捕まえる、圧倒的に逃げられないとか、ライオンが捕まえた時に鹿の“捕まった…”っていう絶望感とか、絶対的に逃げられないなっていうのが映像でできたら、これは種の根源に訴えかけるアクションが作れるんじゃないかって思って。寝技をちゃんとやろうと思って、5年前ぐらいから寝技をちゃんと始めたんです」とアクションで“寝技”を取り入れたきっかけを回顧。「苦手だと思っていることも意外と特技に変わっていくのも体感している」と続けた。

 そんな岡田は、藤井監督から「全部極めたら次、何やるんですか?」と聞かれた際、「弓」と答えたそうで、岡田は「長距離」とニヤリと笑っていた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年5月28日のニュース