藤山直美、女座長役熱演に客席は泣き、笑い 16年ぶり上演「泣いたらあかん」新歌舞伎座公演開幕

[ 2023年5月28日 19:11 ]

波乱の人生を送った女優の一代記を熱演する藤山直美(C)新歌舞伎座
Photo By 提供写真

 藤山直美(64)主演の舞台「泣いたらあかん」が28日、大阪・新歌舞伎座で開幕した。

 同劇場を設立し、大正から昭和初期に女優として活躍した松尾波儔江(まつお・はずえ)の著書を元にした一代記。父は借金まみれ、夫は異母妹と駆け落ち…と藤山は波乱の人生を送る女座長役を熱演し、特に怒濤(どとう)の後半は、客席からすすり泣きが漏れたり、笑いが起こったりの展開となった。

 16年ぶりの上演で、藤山は「前は“こんなひどい男いるか?”と思いながら演じてきましたが、今この年になって“分からんこともないなあ”と思えるようになった」と、役への深みを実感し舞台でも反映させていた。公演は6月20日まで。福岡・博多座では7月1~23日まで。

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