【どうする家康 大河絵(どうする絵)】第19話 あざとい色香漂うお万と“直接対決”瀬名の笑顔の行方

[ 2023年5月28日 17:01 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「どうする家康」第19話大河絵 あざとい色香漂うお万と“直接対決”瀬名の笑顔の行方
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は28日、第20話が放送される。

 昨年の三谷幸喜氏脚本「鎌倉殿の13人」のイメージイラスト全48話分と3枚の“大河絵巻”を描いたイラストレーター石井道子氏。“大河絵”“鎌倉絵”“殿絵”と人気を博した。大河ドラマ62作目となる「どうする家康」でも、前作「鎌倉殿の13人」に負けず劣らない“クセ強”キャラたちを石井氏が描いていく。

 先週の第19話は「お手付きしてどうする!」。信玄と激戦を繰り広げた徳川家康(松本潤)は、大きな犠牲を払ったショックから立ち直れないでいた。そんな中、美しい侍女・お万(松井玲奈)に介抱され、つい心を許してしまう。お万への家康の“お手付き”を知った瀬名(有村架純)は、三河・岡崎から遠江・浜松へ。「あほたわけ!」「瀬名の預かり知らぬこととあっては、正室としての立場がございませぬ!相手構わずお子をつくられたら、お家はどうなりますか!信康(細田佳央太)や亀(當真あみ)の立場も危うくなりかねませぬ!」と夫を叱責。「ぶってくれ」という家康にビンタした。

 そして瀬名とお万の“直接対決”。瀬名は「わたくしは、そなたを見くびっておったようじゃ。おっとりした、慎ましい女子(おなご)じゃと。なんのなんの。才ある子じゃ。見事じゃ」と笑顔。

 疲弊した家康を慰めただけだとし「私はずっと思っておりました。男どもに、戦のない世などつくれるはずがないと。政も女子がやればよいのです。そうすれば、男どもにはできぬことが、きっとできるはず。お方様のようなお方なら、きっと」と語ったお万の瞳の奥に見えた強い意志。

 慎ましく見えたお万の色気とあざとさ。それを知った瀬名の微笑みの先には…。迫る史実「築山殿事件」。家康を巡る2人の女性の“心の表情”を石井さんが描く。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2021 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2021 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでは昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に続いて2度目の大河絵連載。

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