橋下徹氏 立民と維新の関係に「本選挙で激突すれば自民党を利する。本選挙の前の予備選の制度を」

[ 2023年5月28日 10:47 ]

橋下徹氏
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 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(53)が28日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。野党第一党の立憲民主党と、それに次ぐ勢力の日本維新の会の関係について言及した。

 解散総選挙の話題の中で、橋下氏は、「維新と立憲が今すごい激突しています。僕は野党の切磋琢磨は重要だと思います。維新が今度、立憲の泉代表や岡田幹事長の所に対抗馬を立てる。ぜひここは論戦して野党が強くなるために激突してもらいたいと思うんですが、ただこれを本選挙で激突するのか、本選挙で激突すれば、これは野党の票が分散して自民党を利する」と指摘。

 そのうえで、「僕がずっと言っていた本選挙の前である意味、つぶし合い、激突をすべき。でもこの予備選というものをやろうと思えば、野党第一党の立憲民主がしっかり維新の考えなどを汲みながら、そういう予備選の制度というものをきちんとつくらないと、本選挙で維新、立憲が激突したらそのまま自民が勝ってしまうということになると思う」と自身の受け止めを述べた。

 そして「国会議員同士の調整でやると野合談合になるので、立憲民主、野党第一党が懐深く何か予備選みたいな野党候補一本化するような、有権者の公明正大な形で野党候補を一本化するような制度を何かつくらないと」と述べた。

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