今村翔吾氏 少子化の元凶は余裕なさすぎな生活「自分が逃げ切るだけでこの人生、精いっぱいな世の中」

[ 2023年5月28日 19:27 ]

今村翔吾氏
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 直木賞作家の今村翔吾氏(38)が28日、日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」(日曜後6・00)にコメンテーターとして生出演し、日本の少子化の元凶について自身の意見を語った。

 エネルギー高、物価高などで生活水準が下がる中で、今後は電気料金のさらなる値上げ、法人税などの大増税も予定されている。番組では「給料が変わらないと。高くなっているもん。物は」といった、子育て世代の嘆きをピックアップ。政府は、3人目以降の児童手当を月額3万円にする方向で調整しているが、「それで産もうとは思わない」とバッサリ切り捨てる声もあった。

 今村氏は「身もふたもないことを言っちゃうようなんですけど、果たして僕も含めてどれくらいの人間が、50年後、100年後の未来のこととかを考える余裕があるのかな?と」と、生活への余裕のなさが少子化トレンドの一因とぶっちゃけた。

 さらに今村氏は「年金の問題であったりとか、言葉は悪いけど、自分が逃げ切るだけでこの人生、精いっぱいな世の中で、他人の子供であったり、国家のことであったりとかを考える余裕は、たぶん現状ないんじゃないかな」とも。「そこを考えられるようにするためにも、賃金だったり、他のところから底上げしていくしか、この問題の解決方法はないのかなというふうに思います」と訴えた。

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