徳光和夫 大谷にメジャー行きを勧めた人とは 二刀流は実現していなかったかも…

[ 2023年4月3日 19:55 ]

フリーアナウンサーの徳光和夫
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 フリーアナウンサーの徳光和夫(82)が3日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)にゲスト出演。WBCで大活躍し、2日(日本時間3日)に敵地オークランドのアスレチックス戦で今季第1号本塁打を放ったエンゼルスの大谷翔平投手(28)について、メジャーに挑戦する思いを抱くまでの裏話を明かした。

 大谷について「日本中の人が知っている。一点の曇りもないくらいに。そういうスター性を持った人は長嶋茂雄さん以来でしょう」と絶賛した徳光。大谷がメジャーを志したのは、岩手・花巻東の1年の時に出会った、当時ドジャースの極東担当スカウトで元巨人投手の小島圭市氏がきっかけだったと明かした。「高校を卒業したら、すぐにメジャーに行こう。君は投手として、20歳の時には10億円近く取れる選手になれる。それだけのものを持っている」と小島氏は高校を卒業してすぐのメジャー行きを勧めたという。

 大谷は3年時のドラフト前、「メジャーに挑戦したい」と表明。だが、日本ハムが1巡目で指名し、「二刀流育成プラン」を提示して説得。大谷は悩んだ末に栗山英樹監督が率いる日本ハムへの入団を決めた。

 ある会見で大谷が「メジャーに目を向けさせてくれた方に感謝したい」と話したのを聞いた徳光。「名前は出さなくても感謝して、敬意を表したんだね。ますます大谷は凄い」と改めて、その人間性に感じ入った様子だった。

 徳光によれば、小島氏は「自分は”打者としての大谷”への目はなかった。もし、あのままドジャースに投手として行っていたら、打者大谷はなかった」と話しているとのこと。徳光は「二刀流として活躍できているのは栗ちゃん(栗山監督)のおかげですね」と、二刀流で育てる方針の元に日本ハムへと入団させた大谷の恩師に感謝した。

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2023年4月3日のニュース