「どうする家康」第9話は11・8% 9週連続トレンド世界1位 本多正信・松山ケンイチ存在感

[ 2023年3月6日 09:50 ]

東京・渋谷のNHK社屋
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は5日、第9話が放送され、平均世帯視聴率は11・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが6日、分かった。前回第8話(2月26日)の12・1%から0・3ポイントの微減となったものの、「#どうする家康」が放送中から9週連続ツイッター世界トレンド1位の反響。本多正信役・松山ケンイチ(38)の熱演などが話題を呼んだ。

 <※以下、ネタバレ有>

 配信全盛時代となり「リアルタイムの世帯視聴率」は急激に低下。ゴールデン帯(午後7~10時)の総世帯視聴率(HUT、関東地区)は、

 2021年(21年1月4日~22年1月2日)=58・0%
 2022年(22年1月3日~23年1月1日)=52・8%

 5・2ポイントも激減。これに伴い、全番組の数字が低下している。

 大河ドラマも年々、配信「NHKプラス」「NHKオンデマンド」による視聴が増加。NHKプラスにおける今作初回の視聴数は、同サービスで配信された同局の全ドラマ初回の中で歴代最高を記録した。午後6時からの先行放送(BSプレミアム)を選ぶ大河ファンも少なくない。

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第9話は「守るべきもの」。一向宗側の軍師は“イカサマ師”本多正信(松山ケンイチ)だった。身近な家臣さえ信じられなくなり、引きこもる松平家康(松本潤)を、鳥居忠吉(イッセー尾形)が訪ねてくる。たとえ裏切られても信じきるか、疑いがある者を斬り捨てるか、二つに一つ。そう問われた家康は“ある決意”を固める。激戦の末、優勢に立った家康はついに正信と対峙。民の声に耳を傾けるべきと切々と訴える正信に、家康は涙を浮かべながらも、苦渋の決断を迫られる…という展開だった。

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2023年3月6日のニュース