「R―1グランプリ2023」視聴率 関西9・5%、関東5・8% 今年も西高東低が顕著に

[ 2023年3月6日 10:08 ]

「R―1グランプリ2023」で優勝した田津原理音(撮影・佐藤萌花)
Photo By スポニチ

 4日にフジテレビ系で生放送されたピン芸人日本一決定戦「R―1グランプリ2023」(後7・00)の平均世帯視聴率が関東地区5・8%、関西地区で9・5%(ともにビデオリサーチ調べ)だったことが6日、分かった。個人視聴率は関東地区3・8%、関西地区で6・0%。昨年のM―1グランプリで優勝したウエストランドが披露したネタでも一段を注目が集まる中での大会だったが、西高東低の傾向が今年も顕著となった。

 ひとり芸日本一決定戦「R―1グランプリ2023」が、東京・台場のフジテレビで行われ、田津原理音(29)が21代目王者に輝いた。過去最多3537人の頂点に立ち、優勝賞金500万円を獲得した。

 得意のフリップ芸を進化させ、特技のイラストを駆使したトレーディングカードを開封するネタを披露。8人で行われた決勝では、ファーストステージは田津原が470点、「コットン」きょん(35)が468点でファイナルステージに進出。昨年のキングオブコントで決勝に進み勢いに乗るきょんとの対決を制した。

 MCはお笑いコンビ「霜降り明星」と女優の広瀬アリス。審査員には陣内智則、バカリズム、小藪千豊、「マヂカルラブリー」野田クリスタル、ハリウッドザコシショウが昨年から続投した。

 一昨年から出場資格が芸歴10年以内となったR―1は、今年が21回目。過去最多の3537人がエントリーし、2月1~3日まで大阪、東京で準々決勝、2月11日に東京で準決勝がそれぞれ開催された。田津原のほか、Yes!アキト、寺田寛明、「ラパルフェ」都留拓也、サツマカワRPG、「カベポスター」永見大吾、こたけ正義感、「コットン」きょんが決勝に進んだ。

 【歴代優勝者】第1回(02年)だいたひかる/第2回(04年)浅越ゴエ/第3回(05年)ほっしゃん。/第4回(06年)博多華丸/第5回(07年)なだぎ武/第6回(08年)なだぎ武/第7回(09年)中山功太/第8回(10年)あべこうじ/第9回(11年)佐久間一行/第10回(12年)COWCOW・多田健二/第11回(13年)三浦マイルド/第12回(14年)やまもとまさみ/第13回(15年)じゅんいちダビッドソン/第14回(16年)ハリウッドザコシショウ/第15回(17年)アキラ100%/第16回(18年)濱田祐太郎/第17回(19年)霜降り明星・粗品/第18回(20年)野田クリスタル/第19回(21年)りやんレトリィバァ/第20回(22年)お見送り芸人しんいち

 関東地区は15年=10・2%、16年=11・8%、17年=9・2%、18年=8・3%、19年=9・3%、20年=7・1%、21年=6・6%、22年=6・3%と推移。また、関西地区は15年=14・7%、16年=12・3%、17年=13・8%、18年=11・2%、19年=15・3%、20年=10・3%、21年=10・6%、22年=10・2%だった。

続きを表示

2023年3月6日のニュース