田崎史郎氏 自民党の女性限定候補者公募の狙い「自民党に女性議員が非常に少ない…弱点を補い話題性も」

[ 2023年3月6日 09:11 ]

フジテレビ社屋
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が6日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にVTR出演。自民党東京都連が次期衆院選の東京18区(武蔵野市、小金井市、西東京市)の候補者を女性限定で公募すると発表したことに言及した。

 多摩地域に女性の衆院議員がおらず、積極的に擁立するのが目的で、党本部によると、女性に限った公募は珍しいという。3日から10日が応募期間で都連や党本部などが選考する。東京18区は衆院小選挙区定数「10増10減」を反映した改正公選法の施行で区割りが変わる。自民の支部長は決まっていない。立憲民主党は菅直人元首相が公認予定者となっている。番組では、前回の21年衆院選の自民党の女性候補の割合は9・8%、立憲民主党は18・3%、公明党は7・5%、日本維新の会は14・6%、共産党は35・4%、国民民主党は29・6%などのデータを伝えた。

 田崎氏は「極めて異例」とし、狙いについて「そもそもは自民党に女性議員が非常に少ないという点が1つ。自民党の弱点を補うこともできる。かつ話題性もあるんじゃないかと。話題づくりにもなるんじゃないかという計算なんです」と推察した。

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2023年3月6日のニュース