「どうする家康」大久保忠世・小手伸也の8年前の姿 ネット「まさに色男殿」本多正信とのコンビ回想シーン

[ 2023年3月6日 09:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」第9話。8年前の大久保忠世(小手伸也・左)(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は5日、第9話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第9話は「守るべきもの」。松平家康(松本潤)は三河一向一揆を鎮圧。一向宗側の軍師だった本多正信(松山ケンイチ)を三河から追放した。

 弁明しない理由を問われると、正信は「過ちを犯したのは、殿だから。殿は、阿弥陀仏にすがる者たちの心をご存じない」「仏にすがるのは、現世が苦しからじゃ。生きているのがつらいからじゃ。殿が、おまえが、民を楽にしてやれるのなら、誰も仏にすがらずに済むんじゃ」「この大たわけが!悔いなければならぬのは、殿でござる」などと訴え。“裏切り”の理由が明かされた。

 正信の過去も描かれた。8年前、正信(弥八郎)は大久保忠世(小手伸也)と敢えて盗賊に悪さを促し、尾行して一網打尽に。そこで遊び女になっていた幼なじみ・お玉(井頭愛海)と再会。体の具合がよくないお玉を寺内町に連れ戻したが、お玉は阿弥陀仏にすがりながら息を引き取った。

 第5話「瀬名奪還作戦」(2月5日)、知恵袋として正信の名を挙げたのも“三河一の色男”忠世だった。

 初回(1月8日)、忠世は自ら「少し鬢(びん)が薄くなり申したからのう」、登与(猫背椿)も「この若さでもう髷(まげ)が結えぬのです」と笑いを誘っていたが、8年前の忠世は髪もふさふさだった。

 SNS上には「これは、まさに色男殿」「8年前は髪フサフサだったんだ~!色男殿w」などの声が上がった。

 “松山正信”は一時退場。史実としては、本多正信は出奔後に帰参。徳川家康の天下獲りに不可欠な男になる。

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