「R-1」点数表示、番組が謝罪「仮のデータが制作側の不手際により誤表示」 ネットではやらせ疑惑噴出

[ 2023年3月6日 13:41 ]

R-1グランプリの結果
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 4日に行われたひとり芸日本一決定戦「R―1グランプリ2023」のカンテレ・フジテレビ系による生放送で、点数表示に不具合があったとして、6日、番組が公式ツイッターを通じて謝罪した。

 同大会はカンテレが制作し、フジテレビ系列で放送された。番組公式ツイッターでは「3/4(土)19時放送「R-1グランプリ2023」の審査得点発表の際、リハーサル時に入力した仮のデータが制作側の不手際により誤表示されました。全出場者の得点は審査員の厳正な審査によるものです。経緯は番組公式HPで報告いたします。視聴者、関係者の皆様にご迷惑をお掛けし謹んでお詫び申し上げます」とした。

 点数表示をめぐっては放送後からSNSで「出来レースでは?」「やらせ?」などと疑問の声が出ていた。問題となったのは、ファーストステージで1番手として登場したYes!アキトの点数が表示された場面。Yes!アキトがネタを披露した後、審査員5人がそれぞれ採点し合計点は「456点」。司会者の背後に大きなモニターがあり、アキトは1番手のため「1位」の欄に表示されるはずだった。

 しかしその前に「田津原理音 470点」の文字が一瞬、モニターに表示されたため、SNSでは「運営側のミスか」「放送事故?」と話題に。田津原理音の出番はファーストステージの7番目で、この時点では点数は付いていないはずだった。

 田津原はファーストステージ470点でファイナルステージに進出し、きょんとの対決を制して21代目王者に輝いた。今回の「R―1グランプリ2023」では、3番手でネタを披露したラパルフェ都留拓也の点数でも誤表示があった。審査員5人の合計は451点だったが、モニターには一時「450点」と表示され、その後修正された。

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