古市憲寿氏 自民党の女性限定候補者公募に「比例も男女同数にするとか、それくらいのことをやらないと」

[ 2023年3月6日 09:44 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(38)が6日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。自民党東京都連が次期衆院選の東京18区(小金井市、西東京市)の候補者を女性限定で公募すると発表したことに言及した。

 多摩地域に女性の衆院議員がおらず、積極的に擁立するのが目的で、党本部によると、女性に限った公募は珍しいという。3日から10日が応募期間で都連や党本部などが選考する。東京18区は衆院小選挙区定数「10増10減」を反映した改正公選法の施行で区割りが変わる。自民の支部長は決まっていない。立憲民主党は菅直人元首相が公認予定者となっている。番組では、前回の21年衆院選の自民党の女性候補の割合は9・8%、立憲民主党は18・3%、公明党は7・5%、日本維新の会は14・6%、共産党は35・4%、国民民主党は29・6%などのデータを伝えた。

 古市氏は「もしも女性ばっかりの仕事で女性だけとか、男性ばっかりの仕事で男性だけっていうのは問題だと思うんですけど今、国会議員は圧倒的に男性ばっかりなんで、そこで女性を応援するって大事だと思うんですね。ただ賛成なんですけど、まだまだ足りないというか、本当は自民党も候補者、せめて比例も男女同数にするとか、それくらいのことをやらないと女性国会議員、本当は増えないと思います」と自身の考えを話した。

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2023年3月6日のニュース