スタレビ・根本要 唯一無二の歌声が、少年時代はコンプレックス「音楽の授業で歌ったことない」

[ 2022年10月28日 15:59 ]

スターダスト☆レビューの根本要
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 バンド「スターダスト☆レビュー」の根本要(65)が27日放送のMBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」にゲスト出演し、人気曲「今夜だけきっと」のワンコーラスを弾き語りで披露した。

 30年以上親交があるパーソナリティー近藤光史アナから「要ちゃんの声…妙に心震わされる」と言われ、「普通、こういう声は歌わせてもらえないですよ」と反応。「だから僕、小学校の時は音楽の授業で歌ったことないの」と告白した。

 ハスキーなのに透明感もあり、男性歌手がカバーに困るほどの高音を歌いこなす魅惑の歌声。「小学生からその声?」と驚く出演者らに「そう、子どものころからね。だからひとり浮くんですよ。一緒に歌うと目立つのが嫌だったから、小学校の時は歌ったことない。家ではビートルズのレコードに合わせて歌ってたけど、もう(学校の)音楽の時間が一番嫌いでしたね」と打ち明けた。

 近藤に「その声は宝物よね、他にないねんもん」と唯一無二の“ギフト”を賞賛され、根本は大学生時代のエピソードも披露した。「コンテストに出た夜に電話が来て、“今日歌ってた君の声をぜひ使いたいから”って。映画『がんばれ!!タブチくん!!』の主題歌を突然歌わせていただいた。歌なんてまったく自信なかったからビックリ。大学生でギャラ8万円もらったんです」と回想した。

 「僕は、こういう声で歌ってはいけないと思ってた。でもそれを面白いと言ってくれる人がいるから歌える。みんな絶対コンプレックスはあるじゃないですか。でもそのコンプレックスを好きな人もいたりする」と、経験を踏まえ説いた。「僕らは名だたるヒット曲がないのに、僕の声を好きだと言ってくれる人がいて、音楽だけで飯が食えてる…幸せだよね」と語っていた。

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2022年10月28日のニュース