話題沸騰フジ「silent」に登場する音声認識アプリ、ドラマ起用で利用者増加　公式が感謝、ネット反響

川口春奈
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　音声認識技術を使って声を文字化するアプリ「UDトーク」が28日、公式ツイッターを更新。女優の川口春奈（27）が主演を務めるフジテレビの連続ドラマ「silent」（木曜後10・00）に登場したことについて「ドラマで使われてよかった」と感謝した。

　「silent」は、民放公式配信アプリ「TVer」において、見逃し配信で民放の歴代最高記録を更新し続けている話題作。高校時代に付き合っていた青羽紬（川口）と佐倉想（Snow　Man・目黒蓮）が、音のない世界で再び出会い、切なくも温かいラブストーリーを織り成していく。28日には第4話が放送された。

　耳が聞こえない佐倉と会話する際に、紬は音声を文字化するアプリ「UDトーク」を使用した。第2話から登場すると、UDトーク公式ツイッターは「UDトークは『話し手が相手に伝えるためのアプリ』です。今後の展開にも注目ですね！」と喜びいっぱいに報告。続けて「ちなみにアプリはドラマ用にカスタマイズして作ったものではなく、一般ユーザーと同じようにAppStoreからダウンロードしたものですよ。なのでほんとにあんな感じで使うことができます」と呼びかけた。

　第4話放送終了後には「今回のドラマで使われてよかったのはUDトークが『認識しない』って印象だった人が戻ってきてくれたことです」と利用者の増加に感謝。「UDトークはもう来年10年目になる意外と長いアプリ」と紹介し「数年前は認識率も低く失敗体験をも多かったでしょう。でもここ3～4年で世の中全体の音声認識技術の向上がありぐんと上がったんです」と呼びかけた。

　UDトークは、自分がよく話す単語や家族の名前などをあらかじめ登録しておける辞書機能も搭載。無料で利用でき、外国語への変換機能もあることから、ネット上では「これすごい！」「誰でも無料で使えるので是非！」「私は難聴者向けの手話講座で教えて貰った。難聴者の間では1番メジャーな音声文字変換アプリ」「神アプリじゃん…」と称賛する声が相次いだ。