3人の子を持つ一青窈「自分にはできない技。直しちゃうともったいない」怒らない子育て論を語る

[ 2022年10月28日 13:57 ]

歌手の一青窈
Photo By スポニチ

 歌手の一青窈(46)が27日放送のNHK「SONGS」(木曜後10・00)に出演。子育てについて語った。

 2015年に結婚し7歳、5歳、3歳と3児の子を持つ母親でもある一青は、日々成長する子どもたちから創作ヒントをもらっているとした。

 「スパゲッティ」を「スカベティ」と言い間違えたり、文字を鏡のように反転して書いてしまうなど、子供ならではの行動を「なるべく、いろんなことを直さないでいます。自分にはできない技。それを直しちゃうともったいない。いいなぁって思ってます」とそのまま受け入れると明かした。

 一青の自宅のトイレは子供がクレヨンやペンで描いた絵がびっしりあるが「描きたい衝動が大人になったらそんなに生まれないので、この時期にしか生まれないんだったら、それを大切にしてあげたいなと思いました。もっともっと書いて欲しいけど上(天井)は届かないから。大きくなって描きたいと思ったら描いてもらおうかなと思ってます」とあえて消すことなく、そのまま残しているとした。

 そして、子育てについて「怒れないんですよね、なんか。怒ってもしょうがなくないですか。押したくないボタン押すし、登ってはいけないところを登りたいし。でもいいなって本当に思います」と自分の感情にストレートな子供の良さを尊重するとし「我々はわーってガジガジ登らないし、ゴロンゴロン転がったりしない。やりたいことをそのままやるっていうのがうらやましくて仕方がない」と怒らない理由を語った。

 また、3人ともツアーに連れて行くといい「大音量の中で眠れるぐらい」と音楽が身近なものになっているといい、将来は「やっぱり一緒のステージで歌うのは夢見ますね。森山良子さんと直太朗さんのように」と親子共演を願っていた。

続きを表示

2022年10月28日のニュース