Travis Japan 28日世界デビュー 結成10年 ジャニーさんの夢を追いかけて

[ 2022年10月28日 08:00 ]

デビュー曲「JUST DANCE!」ジャケット写真。Travis Japanの(左から)松倉海斗、吉澤閑也、七五三掛龍也、宮近海斗、中村海人、川島如恵留、松田元太
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 ジャニーズ事務所の7人組「Travis Japan」が28日、デビューする。デビュー曲「JUST DANCE!」が午後1時(日本時間)に日本や米国を含む約250の国と地域で配信スタート。ジャニーズでは初の配信でのデビュー、そして故ジャニー喜多川氏の夢だった全世界デビューを果たす。松田元太(23)は「ジャニーさんや自分達の夢を追いかけ続け、世界的グループになれるよう楽しんでいきたい!」と輝きに満ちた目で語った。

 グループは12年にマイケル・ジャクソンの振付師トラビス・ペイン氏による選抜で結成し、17年に現体制になった。今年3月下旬から米ロサンゼルス(LA)留学し、ダンスやボイストレーニング、語学の勉強に励む一方で世界最大規模のダンス大会に出場。米人気オーディション番組にも出演したことがきっかけで、世界的大手レコードレーベル「キャピトル・レコーズ」と契約を結んだ。

 デビュー曲は全編英詞。爽やかな曲調で「Just dance」「I wanna roar like a tiger」と“ダンス”“トラ”とグループを象徴するワードがちりばめられた。中村海人(25)は「聴くと踊りたくなる」と魅力を語っている。

 28日午後10時から午後11時すぎに3つのSNSで生配信リレーを実施することが決定。午後10時45分ごろからはYouTubeでミュージックビデオ(MV)のフルバージョンもお披露目される。

 撮影はLAのベニスビーチで実施。大きな夢を抱き世界のスーパースターになろうとしているグループを表す内容となっている。手掛けたのはボン・ジョヴィなどのMVで知られるギル・グリーン監督。振り付けは、BTS「Dynamite」のニッキー・アンダーソン氏という強力な制作陣が7人を後押し。ニッキー氏は「最初と最後の動きには虎の爪の手が入っており、グループの象徴となる振り付けになっています」と自信を語った。

 LAで磨いた歌とダンスを堪能できるファン待望の凱旋パフォーマンスの場も決定。11月7日にTBS「CDTVライブ!ライブ!」で帰国後初めてデビュー曲を生披露する。

 既に11月11日にシンガポール、12月10日に香港でイベントに参加と海外での活動も続々と決定。結成10年。力をため続けた7人がついに世界に羽ばたく。

 ▼川島如恵留(のえる) この日を迎えられたこと、一生忘れません!僕たちの人生を代表する曲、ぜひ聴いてください!

 ▼七五三掛(しめかけ)龍也 これから先いろいろなことがあっても感謝を忘れず常に挑戦し続けたいです!!

 ▼中村海人 この日を迎えられてうれしい。これからも勝負なので努力を忘れず頑張ります!そして楽しみます。

 ▼宮近海斗 僕らの念願が現実になった今、皆さんの思いを胸に自分たちなりにやれるだけやってみたい。

 ▼松倉海斗 ここからが新たな挑戦の幕開けです!僕たちらしく全世界へ時代を切り開いていきたいです!

 ▼松田元太 デビューしてまた改めてスタート地点に立てる喜び。世界的グループになれるよう楽しんでいきたい!

 ≪リミックスバージョンも配信≫配信開始と同時に「JUST DANCE!」のリミックスバージョン計2曲も配信される。音楽プロデューサーのtofubeatsとYaffleがそれぞれリミックスを担当した。音楽配信サービス「iTunes」にて原曲と合わせて3曲を同時購入すると、11月末~12月初旬に予定されているオンラインイベントへの参加券が全員にプレゼントされる。

 ≪過去坂本九さんの1位が有名≫日本人の海外挑戦では、63年に坂本九さんの「SUKIYAKI」が米ビルボードのシングルチャート「ホット100」で1位に輝いたのが有名。その後、79年にピンク・レディーの「Kiss In The Dark」が37位。最近ではピコ太郎の「PPAP」が77位に入った。韓国人ではPSY(44)の「江南(カンナム)スタイル」が12年に7週連続2位、20年にBTSが「Dynamite」で韓国人初の1位となった。

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