古谷一行さん 76年「燕の来る頃に」で歌手デビュー 甘くさわやかな歌声で若い女性を中心に人気

[ 2022年9月3日 05:00 ]

8月23日に死去した俳優の古谷一行さん
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 ドラマ「横溝正史シリーズ」の金田一耕助役や「金曜日の妻たちへ」などで人気を博した俳優の古谷一行(ふるや・いっこう、本名かずゆき)さんが8月23日に死去した。78歳。東京都出身。葬儀・告別式は親族のみで済ませた。

 古谷さんは1976年に「燕の来る頃に」で歌手デビューしている。自分で作詞・作曲を手掛けた楽曲も多く、いわばシンガー・ソングライターの先駆け。弾き語りも行っており、その歌いぶりは「甘く爽やか」と評価された。若い女性を中心に人気を博し、全国でコンサートも開催した。

 98年には瀬川瑛子(74)とのデュエット曲「地球最後の日」も発売した。若い頃はクラシックギター演奏が趣味。酒はほとんど飲まなかったが、バンド「ドリンカーズ」(酒飲みたち)を結成し、ボーカルを担当していた。

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2022年9月3日のニュース