囲碁最年少9歳プロ棋士・藤田怜央初段 27歳相手に堂々“デビュー”

[ 2022年9月3日 05:00 ]

余八段(左)との記念対局で、座布団2枚敷きで臨んだ藤田初段
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 史上最年少の9歳4カ月で囲碁のプロ棋士となった小学3年の藤田怜央初段(9)が2日、大阪市の関西棋院で余正麒(よ・せいき)八段(27)との記念対局に臨み、敗れた。今回は公式な対局としては記録されず、藤田のプロ棋士としての初戦は未定。

 藤田は座布団が2枚敷かれた椅子に座り、対局中は時折周囲を見渡すなど落ち着かない様子だった。約1時間50分後、「負けました」と投了。対局後、師匠の星川拓海五段から「強かった?」と聞かれると、小さな声で「うん」と答えた。余は「9歳とは思えないほど実力があり、凄いと思いました」と称えた。

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2022年9月3日のニュース