ジミー大西 画家活動5年間やめていた過去 さんまの言葉で再始動 今年の個展の驚がくの売り上げ金額

[ 2022年9月3日 15:35 ]

ジミー大西
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 お笑いタレントで画家のジミー大西(58)が、27日放送のABEMA「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(前0・50)にゲスト出演。5年間、画家をやめていた過去を明かしつつ、画業30周年記念で開催した個展の総売り上げ金額をぶっちゃけた。

 お笑いタレント、明石家さんまの付き人を離れ、ピン芸人となり、その後、1996年に32歳で画家としてスペインへ渡ったジミー。現地の風俗店に通い詰めるなどし、借金しつつも、画家としての評価はうなり登り、オファーが殺到したという。「ビックリするような企業ばっかり。(個展も)ピカソ美術館の隣で(やった)。レプションでマスコミがかなり入って…すごく依頼が殺到した。一番(高く)売れたのは700万円」と当時を振り返った。

 それでも、最初は異国文化から刺激を受け、創作もはかどったが、「自分の中で模索していく」中で、何を描いていいかわからなくなり、スランプで制作スピードがガタ落ち。結局、活動拠点を転々とし、やがて日本に帰国することに。さらに「焼き鳥屋にご飯に食べにいたら、深夜時給1200円って書いてあったんです。家に帰って、自分の時給を計算したんです。そうしたら380円で…もう筆を折ったんですよ。こんな仕事、やってられへんわ!って思って」と回想。「これでさんまさんにも相談せず、勝手に(画家を)やめたんです。やめたことも公表せんかった」と実は2014年から2019年までの5年間、画家をやめていたことを明かした。

 とはいえ、「(作品には)買い手もついてるんです。2年先まで」とジミー。「(絵には)制作期間がかかるのと、陰と陽難ですね。芸能界は陽なんですよ。芸能界のテンションで絵なんて描けないんです。絵は陰なんです。頭がおかしくなってしまうんですよ。この仕事終わったらすぐ、トーンダウンしていかないといけないんです。陰から陽に入るのがものすごいしんどいんです。(陰と陽の)往復ができない」と画家としての苦しみを明かした。

 そうした中で芸人に戻り、またもやギャンブルや風俗などで借金を重ねたというジミー。そんなある日、さんまから「なんでこの頃、絵をかけへんねん」と声をかけられたという。ジミーが「時給が380円なんで、もう絵描きません!」と答えると、さんまから食事に誘われたという。食事をごちそうしてもらい、さんまから「俺らの仕事は人を喜ばせる仕事。時給で換算したらアカン仕事」と注意。さらには「人のファンがいる限りは続けることや」「ファン1人でもおったら絵描かなあかん」と助言を受けた。それがきっかけで「頑張って絵描きます」と再び画家としての道を歩み出したという。

 今年で画業30周年を迎えるジミー。「また依頼が殺到して、画業30周年、個展、銀座三越で個展しました」とキッパリ。「なんと売り上げは6000万円」とぶっちゃけ。「ここから全国展開しますから、約2億円は稼ぐと思います!」と豪語し、スタジオを驚かせた。

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2022年9月3日のニュース