西島秀俊 人生が変わった瞬間 北野武監督による2分間のオーディション「バイクで駆けつけてドア開けて」

[ 2022年9月3日 11:43 ]

西島秀俊
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 俳優の西島秀俊(51)が2日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。北野武監督(75)の意外な行動に困惑したエピソードを明かした。

 北野監督の映画「Dolls」(2002年)の主演に抜てきされた西島。「突然“テレビ局の控室に、北野さんがいるんで、今から向かってください”って言われて、全然仕事ない頃だったんでバイクで駆けつけて、ドアを開けて、質問を3つぐらいされて。“髪切れる?”とかいう話を3つぐらい答えたら“ああ、ありがとう!”“じゃあ、失礼します!”って出て、(監督が)“じゃあ、後、頼むね!”ってエレベーターに行かれて、ボーっと見てたら、プロデューサーの方が来て“おめでとうございます、決まりました!”って。主役が決まった」と当時の“オーディション”を回顧。番組MCの笑福亭鶴瓶が「人生変わる瞬間やんか!」と驚くと、西島も「ホントそうですね…。2分ぐらいですね。ベネチア映画祭まで連れていっていただいて、すごく不思議な気分でした。服も何も持ってなかったので、ヨウジヤマモトさんが映画祭用に全部服を用意してくださって。そんな状態でしたね」と振り返った。

 北野監督に取材をしたという鶴瓶から「撮影の合間に数学の問題を出された」という情報が明かされると、「(北野監督が)数学がお好きなんで“これ解ける?”って急に渡されて、“ちょっと待ってください!”って言って(解いて)」と西島。「取材受けている時とかなんで、“そんなんやっている場合じゃないのにな!”って思いながら」と苦笑しつつ、「“この本、面白いよ!”っていただいたり(した)。だいたい数学の本が多いですけど」と懐かしんだ。

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2022年9月3日のニュース