石原さとみ 初めての子育ては「こんなはずじゃなかった」「ずっと凄いつらかった」も克服したきっかけとは

[ 2022年9月3日 18:55 ]

石原さとみ
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 4月に第1子を出産した女優の石原さとみ(35)が3日、NHK「土曜スタジオパーク」(土曜後1・50)に生出演。育児の悩みを克服した過去を振り返る一幕があった。

 石原は撮りたての写真を紹介するコーナーでは絵本や育児本を並べたショットを披露。「育児本をたくさん妊娠してから読んでいて、その中で物凄く感動して大号泣した本がありまして。右下に『はじめてお母さんになったわたしへ』って本があるんですけど」と明かした。

 「育児本じゃなくて、ノウハウ本とかテクニックとかじゃなくて、育児をする人を励ます本で、事務所の方から頂いたんですけど、『美味しいご飯よりもあったかいお風呂よりもキレイなお部屋よりも大好きなのはお母さんの笑顔。買ったお弁当でもお風呂に入らなくても散らかったお部屋でもこどもは何とも思ってないよ。お母さんと笑える時間が何よりも宝物。』ってあるんですけど」と紹介した。

 育児を始めた当初について「私本当に初めての育児でもう訳が分からなくて、でも勉強はしてるんでこうなるはずなのにって、こうしなきゃいけないって、こうしたいのになんでできないんだろうって。全部うまくいかないって、何が正解か分からない、完璧にやりたいのに全然うまくいかないって本当に戸惑っちゃって」と回顧。「育児もそうですけど、他のことも何一つできなくて。いたるところに髪の毛落ちてるし、洗い物とかもたまってるし、台所でご飯食べてるし、こんなはずじゃなかったって、昨日と同じパジャマ着てると思って、ずっと凄いつらかったんですけど、この本のこの一節を見て、なんかはっとして」と続けた。

 「大丈夫だよって言ってくれているような気がして。今のままでいいんだよって。なんか本当に子供って個体差あるから、正解とかってどこにも載ってないよって。この子がきょうも生きてて笑ってる、それだけでいいんだっていうのが凄く伝わって来たというか気付けて、ここから本当に笑えるようになってきて。凄く。そこから徐々に楽しめるようになってきて。楽しむことが一番大事だと思って。そこの近道が分かったというか」としみじみ。「これ、手前みそなんですけど、ホリプロが作ったんです。本当にそんなつもりはなかったんですけど」と笑いながらも、「読んだ時、本当に夫婦で大号泣して。これほどまでに泣いたのは久しぶりだったので」と話した。

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2022年9月3日のニュース