松田龍平 大監督の目に留まり15歳で俳優の道へ デビュー秘話「1回、できないってことも伝えた」

[ 2021年9月4日 14:52 ]

松田龍平
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 俳優の松田龍平(38)が3日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。デビュー秘話について語った。

 1983年に、昭和の大スター・松田優作さん(享年40)と女優の松田美由紀(59)の長男として生まれた。小学生でサッカーを始め、サッカー選手を夢見ていた。そんな中、中学3年生の時に、故大島渚監督の目に留まり、映画「御法度」(1999年公開)への出演を打診されて、15歳で主演し俳優デビュー。同作では日本アカデミー賞、キネマ旬報、毎日映画コンクール、ブルーリボン賞など、数々の新人賞を総なめにし、注目を集めた。

 「僕はどっちかというと、そういう始まり方だったんです。役者やりたくてやりたくて、手にしたチャンスってより(大島監督に頼まれて入った)」と回顧。「僕なんか自分に自信なかったので、1回、できないってことも伝えたし、やりたくないです!みたいな。そしたら、次の日からすごい優しくなって。今思えばなかなか恐ろしいなとは思いますけど」と苦笑。「そういう気持ちだったからあれだけの大役をやれたのかもしれないですね」と振り返った。

 作品は時代劇だったこともあり、殺陣にも挑戦。「殺陣の先生の道場に行かせてもらったんですけど、遅刻しちゃったんです。そしたら、めちゃめちゃ怒られて、門下生がいっぱいいる前で『土下座しなさい』って言われて。わからないけど、とりあえず、『申し訳ありませんでした』って。そのあと、すごい悔しくて、何で土下座しなきゃいけないんだよって…」と苦笑した。

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2021年9月4日のニュース