沢口靖子「科捜研の女」劇場版無事公開にウルッ「諦めずにここまできてよかった」

[ 2021年9月4日 13:15 ]

映画「科捜研の女 劇場版」公開記念舞台あいさつに登壇した沢口靖子
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 女優の沢口靖子(56)が4日、都内で行われた映画「科捜研の女―劇場版―」(監督兼崎涼介)の公開記念舞台あいさつに、共演の内藤剛志(66)、若村麻由美(54)、風間トオル(59)、斉藤暁(67)、渡部秀(29)、山本ひかる(30)、石井一彰(37)、兼崎監督(45)とともに登壇した。

 1999年の放送開始から20年以上、高視聴率を打ち出し続けているテレビ朝日の人気ドラマ『科捜研の女』の劇場版となる本作。主人公で京都府警科学捜査研究所の法医研究員・榊マリコ役の沢口、マリコとバディを組む京都府警捜査一課の刑事の土門薫役・内藤をはじめ、テレビシリーズのレギュラーキャスト10人が勢揃いで“世界同時多発不審死事件”に挑む。

 白衣姿で登場した沢口は「今日という日を無事に迎えられて胸がいっぱいです」と感無量な様子であいさつ。今回、有観客での舞台あいさつは初めてとなったが、多くの観客を目にし「今日こうして直接みなさまにごあいさつする場を迎えることができて、朝から高揚しております。本当に嬉しいです」と声を弾ませた。

 また、すでに本作を見たファンから寄せられた反響の中で、気になるものを発表する一幕もあり、“毎シーズン科捜研の分析機器が進化しているのでワクワクする”という反響を挙げた風間は「“そこを見てるんかいな”って感じですけど、確かに機械はどんどん進化してまして、テレビでは映してはいけないくらい分析できる機械があって、最初の頃はそんな機械とは知らずに、その機械の上にコーヒーカップを置いてコーヒーを飲んでいたんですけど、その機械は1億くらいすると聞いて、びっくりしてやめたんですけど、俺の部屋には何億という機械が入っていまして、とても緊張しております」と打ち明けて笑いを誘った。

 “科捜研の女にはいつも助けられていました”という反響には、沢口は「みなさまからの熱いメッセージに助けられました。胸にジーンときています。幅広い層の方々が愛して支えてくださっている幸せな作品なんだと改めて噛みしめています」と感謝。また、2019年の秋に映画化の話を聞いたことを振り返りつつ「長年支えてくださったファンのみなさまに感謝の気持ちを込めて精一杯、撮影に臨みたいと心に誓いました。そのときはこんな大変な事態が起きるとは思いませんでした。でも、諦めずにここまできてよかった。今日、この場で…このメンバーで…みなさまの前に立つことができて本当に嬉しいです」と目を潤ませ、「全国の劇場に足を運んでくださったみなさん、本当にありがとうございます。私たちをこの場に連れてきてくださったのは、みなさんのおかげです。この映画を見て、少しでも元気になってもらえたなら、私たちは最高に幸せです」と晴れやかな笑顔を見せた。

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