名古屋で開催中の音楽フェス　コロナ陽性の来場者判明で行動履歴公開　4、5日は予定通り開催

　愛知県名古屋市・日本ガイシホールで開催中の音楽フェス「TREASURE05X　2021」について、3日の来場者の中に新型コロナウイルスの陽性判定を公演当日に受けた人物がいたことが4日未明、同フェスの公式サイトで発表された。

　公式サイトは「TREASURE05X　2021　9/3（金）日本ガイシホール公演の来場者に新型コロナウイルスの陽性判定を公演当日受けた方がいらっしゃったことが判明致しました。現在は直接連絡もつき、行動履歴も確認できております」と公表。当該来場者は当日は午後1時にオードバイで来場したといい、アリーナ5列の自席とアリーナF7列のフロントシートなどに移動し、午後6時半に陽性の連絡を受け、帰宅したという。

　これを受け、4日の公演については「明日、該当箇所の徹底した消毒作業に当たり、その上で予定通り開催させていただきます」と予定通り開催。アリーナ内で従事していたスタッフは4日に全員抗原検査を受けるという。

　5日も開催するが、両日の来場予定者で「来場に不安を感じる」場合はチケットの払い戻しにも対応するという。

　「9月3日(金）公演に来場され該当座席付近にいらっしゃたお客様で、9月4日・5日のチケットをお持ちのお客様は、本当に申し訳ございませんが念の為、ご来場をお控えくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。また上記のお客様には主催者にて PCR検査の準備もさせていただきます」と呼びかけ。「皆さまにはご心配をお掛けし、本当に申し訳ございません。明日もより徹底した感染対策を取り公演を行っていきますので、何卒ご理解・ご協力の程、宜しくお願い致します」とした。

　「最後になりますが、感染されたお客様は濃厚接触者としてPCR検査を受けたわけではなく、会社内全体の念の為の検査として受けられたそうですので、よろしくお願い申し上げます」と添えた。

　同フェスでは、3日には打首獄門同好会、THE ORAL CIGARETTES、Crossfaith、SauSiM、フレデリック、the shes goneが出演。4日には、Alexandros、クリープパイプ、coldrain、SHISHAMO、SIX LOUNGE、SUPER BEAVER、サウナガール、5日にはハルカミライ、BIGMAMA、04 Limited Sazabys、BLUE ENCOUNT、MAN WITH A MISSION、ROTTENGRAFFTY、w.o.d.が出演を予定している。