レスリング銀 文田の癒やしは猫カフェ「寡黙な方。猫のそばに座って、笑顔でなでる」

[ 2021年8月3日 05:30 ]

猫カフェ「きゃりこ」店員の絵幡祐美さんは、文田の写真を手に猫たちとねぎらう(撮影・久冨木 修)
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 東京五輪レスリング男子グレコローマン60キロ級で銀メダルを獲得した文田健一郎(25)の激闘を、保護猫カフェ「きゃりこ武蔵野店」(東京都武蔵野市)の絵幡祐美さん(33)が「銀メダルも十分に素晴らしい。おめでとうと伝えたいです」とねぎらった。

 文田は猫好きで“にゃんこレスラー”と呼ばれる。コロナ禍で昨年から自粛中だが、猫カフェ通いがリフレッシュ法だ。武蔵野店の系列の「きゃりこ新宿店」の常連客で、約3年前から月に数回訪れていた。絵幡さんも当時は新宿店のスタッフで「とても寡黙な方。猫のそばに座って、笑顔でやさしくなでていた」と振り返った。

 コロナ禍で新宿店は昨年10月に閉店。移転を検討しクラウドファンディングで資金を募った。当時、絵幡さんが文田に連絡すると「SNSで広めてくれた」という。マットを下りれば優しい人柄だ。

 文田がかわいがった猫の多くは武蔵野店に移って暮らしている。絵幡さんは「大会の疲れを癒やしにぜひ来ていただきたいです。メダルを猫たちにかけてあげてほしいですね」と心待ちにしている。

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