渡辺明王将 300万円指導対局、売れた!高槻市へ移転する関西将棋会館建設費のクラウドファンディング

[ 2021年8月3日 18:14 ]

7月27日に関西将棋会館の移転に関する合意書を交わした日本将棋連盟の佐藤康光会長(右)と高槻市の浜田剛史市長
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 大阪府高槻市へ2023年度に移転する関西将棋会館の建設費に充てられる、同市ふるさと納税を利用したクラウドファンディングで、返礼品の最高額300万円に設定された渡辺明王将(37)=名人、棋王の3冠=による指導対局が開始当日の7月28日に売り切れていたことが3日、分かった。渡辺は本紙の取材に「すぐ買っていただける熱意のある方がいたのはうれしい。せっかくの機会なので楽しんでもらえるようにやりたい」と指導対局への意気込みを語った。

 27日に高槻市と日本将棋連盟との間で交わされた新会館建設の合意書。クラウドファンディングはその翌日午前10時から始まった。

 連盟は13億円を想定する建設費のまず1億円達成を目指し、多くの返礼品を用意した。同会館最上階に江戸城本丸御黒書院(おんくろしょいん)を再現した「御上段の間」での指導対局は、渡辺ら棋士16人を手配。対局には公式戦用の盤と盛上駒を使用し、公式戦さながらに奨励会員による読み上げも付く。対局後は指導した棋士の揮毫(きごう)入り盛上駒がプレゼントされるという豪華な内容だった。

 開始から1週間となった3日午後6時現在、595人からの支援を受け、目標額の41%を達成。5万円に設定した、藤井聡太2冠(19)=王位、棋聖=のオリジナル局面扇子は147人が購入した。初タイトルとなった昨年の棋聖戦5番勝負。その第2局、後手藤井が指した58手目「△3一銀」は昨年度の升田幸三賞特別賞に輝いた受けの妙手。AIが6億手以上読んで最善と判断した指し手を23分の考慮で指したとして反響を集めた、その局面をプリントした。
 
 20万円に設定し20人を募集した棋士22人の揮毫(きごう)入り御朱印帳、20万円に設定し5人を募集した谷川浩司九段(59)による詰将棋色紙もすでに完売した。

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