盗難の「戦場のメリークリスマス」ポスターが無事返却 群馬・高崎電気館

[ 2021年8月3日 16:45 ]

大島渚監督
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 映画館としては2001年に休館した群馬県高崎市の施設「高崎電気館」は3日、掲出中に盗難に遭った巨匠・大島渚監督の代表作「戦場のメリークリスマス」(1983年公開)の「4K修復版」新デザインポスターが返却されたと公式ツイッターで発表した。7月31日に盗難を報告。「速やかに返却してください」と呼び掛けていた。

 「本日8/3(火)、ポスターが戻ってきました。気にかけてくださった皆さま、ありがとうございました」

 「大島渚監督『戦場のメリークリスマス』『愛のコリーダ』連続公開」の公式ツイッターも「7月31日に高崎電気館にて盗難された『戦場のメリークリスマス 4K修復版』のB1ポスターですが、無事返却されたとのことです。これも情報拡散にご協力いただいた皆さまのおかげです。ありがとうございました。傷んだ状態で返ってきてはしまいましたが、返却意思があったことだけは良かったです」とした。

 高崎電気館は、1913年(大正2年)に開館した高崎市初の常設映画館。01年に閉館したが、14年に高崎市地域活性化センターとして再び開館した。

 「戦場のメリークリスマス」は特集「終戦、76年目の夏。」の1作品として7月22日から上映されている。

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2021年8月3日のニュース