小山田圭吾 過去のいじめ加害を謝罪 五輪開閉会式楽曲担当チームは辞任せず

[ 2021年7月17日 05:30 ]

小山田圭吾
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 東京五輪開閉会式の楽曲を担当するクリエーティブチームに起用されたソロミュージシャン「コーネリアス」こと小山田圭吾(52)が16日、過去の雑誌のインタビューで告白した、学生時代のいじめについて謝罪する文章をツイッターに投稿した。クラスメートや近隣学校の障がいのある生徒へのいじめなどを認め「深い後悔と責任を感じております」とした。

 雑誌は1994年1月発行の「ロッキング・オン・ジャパン」(ロッキング・オン)と95年8月発行の「クイック・ジャパン」(太田出版)。同級生を箱に閉じ込めたり、障がいのある生徒をからかったりしたことを反省せずに語っていた。以前から問題視されており、今月15日に発表されたクリエーティブチームの一員に小山田の名が挙がると、インターネット上で「致命的な人選ミス」などと批判の声が上がり問題が再燃していた。

 小山田は、いじめた相手について「受け入れてもらえるのであれば、直接謝罪をしたい」とした。開閉会式への関与については「不快な印象を与えてしまうことを心から申し訳なく思います」としており、チームを辞任しない意向を示した。東京五輪・パラリンピック組織委員会もこの日「引き続き最後まで準備に尽力していただきたい」とのコメントを発表。批判が収まるか今後も注目される。

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2021年7月17日のニュース