藤井聡太王位、42手目を封じ手 王位戦7番勝負第2局、第1日は豊島将之竜王と長考合戦

[ 2021年7月13日 18:30 ]

王位戦第2局、藤井聡太王位(左)と豊島将之竜王(日本将棋連盟提供)
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 将棋の第62期王位戦7番勝負第2局は13日、北海道旭川市の花月会館で第1日を行い、後手・藤井聡太王位(18)=棋聖との2冠=が42手目を封じて指し掛けとなった。

 6月29、30日に愛知県名古屋市で行われたシリーズ開幕局で先勝した豊島将之竜王(31)=叡王との2冠=の先手で始まった今局は角換わり相早繰り銀の戦型に。比較的速く進行した午前中から一変し、昼食休憩を挟んで豊島が1時間48分の長考を見せると藤井も応手に1時間24分を消費。夕刻の1手に豊島が1時間6分を費やすと、またも藤井は1時間14分間指さず、そのまま封じ手を告げるなど、見応えのある長考合戦を演じた。

 対局は14日午前9時に再開する。

 藤井、豊島の両者は25日開幕の第6期叡王戦5番勝負での対戦も決まっている。

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2021年7月13日のニュース