二階堂ふみ 紅白司会で着用の指輪に「反人種差別」と刻む 「そういう時代になってほしい」

[ 2021年7月13日 15:51 ]

二階堂ふみ
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 女優、二階堂ふみ(26)が11日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・25)にゲスト出演。昨年末の「第71回NHK紅白歌合戦」で着用した衣装・指輪に込めたメッセージを明かした。

 紅組司会を務め、歌手としてもディズニーコーナーで、アラジンの主題歌「ホールニューワールド」を熱唱、存在感を示した。初の大役は「久しぶりに吐きそうなくらい緊張しました」。番組MC・予備校講師でタレントの林修(55)が二階堂の衣装に触れ、「派手なドレス」ではなく「スッとしたパンツスーツ」を着ていたと指摘。二階堂は「そうですね」と返した。

 スタイリストらと相談して、衣装を選んだそうで、「今、女性が必ずドレスを着なきゃいけないとか、そういう事でもないよなぁ」と会話の一部を振り返った。「自分が着たい、自分がその時一番自信を持った状態でいられる服を着るのが良いと思っていた」と打ち明けた。

 「実はあの時指輪も付けていたんですけど」と続けた二階堂。指輪に刻まれた文字は「アンチレイシズム」(反人種差別)だったという。「すごくパワーを持ったアイテムばかりだったので。これからの時代はそういう時代になっていってほしいなと思います」と力を込め、「女性だからとか男性だからとか、男性なのに女性なのにじゃなくて、みんなそれぞれが違うっていうのが当たり前になるといいなっていうふうに、はい」と望んだ。

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2021年7月13日のニュース