小泉進次郎氏「ドッグフード美味しい？とか話している」　映画「犬部！」イベントで犬との接し方語る

映画「犬部！」獣医学生ティーチインに出席した（左から）篠原哲雄監督、林遣都、ちえちゃんに熱烈アプローチされる小泉進次郎環境大臣（撮影・糸賀日向子）
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　俳優の林遣都（30）と小泉進次郎環境大臣が13日、都内で映画「犬部！」（監督篠原哲雄、22日公開）のイベントに出席した。林は「僕たち俳優ができることは限られていますけど一人でも多くの人に届いて欲しいと思い取り組んだ作品」と語った。

　北里大学獣医学部に実在した動物保護活動サークルがモデルの物語。イベントには同大学の獣医学生がリモートで参加した。

　獣医学生から撮影中に心がけていたことを聞かれ林は「動物のトレーナーの方々に教えてもらった中で印象に残っているのは、とにかく会話してあげてくださいと言われたこと。“きょう何食べたの？”など話すように心がけた」と回顧。「そしたら自分を認識してくれたり隣に座ってくれるようになるという変化する姿を初めて見られた」と喜びを語った。

　保護犬出身の“アリス”を飼っている小泉大臣が動物と接する際に気をつけていることとして「林さんと同じで“そのドッグフード美味しい？”とか話している」と明かした。また、犬を飼うにあたり「一歩立ち止まって最後まで飼い主としての責任を果たせるかどうか考えて、安易に飼わないでもらいたいと思う。コロナ禍で飼う人も捨てる人も増えていると聞いている。一人一人が飼い主の責任を考える社会を作っていきたい」と訴えた。