二木芳人氏 東京都の新規感染、4週間後1000人超えの分析に「もっと早く増えてもおかしくない」

[ 2021年7月2日 09:12 ]

フジテレビ社屋
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 昭和大医学部の二木芳人客員教授(感染症学)が2日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。東京都が1日に開いた新型コロナウイルスの感染状況を分析するモニタリング会議で、専門家が「感染が再拡大している」と強調したことに言及した。

 東京都で1日に報告された新規感染者は673人。直近7日間を平均した1日当たりの人数は523・1人に上昇し、前週比は119%で、このままいくと、4週間後には1日あたり1043人の感染者が出るとの分析が示された。

 二木氏は、この分析に「もっと早く増えてもおかしくない」と指摘し、「これ以外にもいろいろなシミュレーションがされていますけれど、いずれも五輪の開催にかかわらず緊急事態宣言が解除された後、少しずつ増えてきていますので今後、増えていくというふうに考えないといけません。そのスピードは多少の誤差はあるかも知れませんが、恐らく五輪の開催前にかなり高い数字になると覚悟しておく必要があります」と話した。

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2021年7月2日のニュース