テレ朝・進藤潤耶アナ 報道局経済部に異動 「やべっちF.C.」やスポーツ中継担当

[ 2021年7月2日 14:40 ]

 数々のスポーツ中継や「やべっちF.C.」などを担当したテレビ朝日の進藤潤耶アナウンサー(44)が2日、同局サイト内にある自身のブログを更新。アナウンス部を離れ、報道局ニュースセンター経済部に異動することを報告した。最後に「資生堂レディスオープンゴルフ」(7月1~4日)、「全英オープンゴルフ」(7月15~18日)、東京五輪の実況に挑む。

 「テレビ局で働いている人を初めてイメージした高校生の頃、憧れた世界です。私たちの日常を支えるのも、国の政治を左右するのも、世界を動かすのも、『経済、というか、移動やお金だな…』と、このコロナ禍で痛感しました。自分が懸けてきたスポーツ中継も、翻弄されました。ただ、経済があらゆるものをつなげている、すべてがつながっている、と思ったら、これまた今までのスポーツ中継とは違った形で、仕事を通して自分も世界とつながる、出られる、伝えられる、何かしら社会にも会社にももたらすことができるんじゃないかと、パッと道が開けた気がしました。経済の、世の中のシステムの急激な変化、その真っただ中に入っていきたいと思いました。分からないことだらけの私ですが、その疑問を手あたり次第、解消していきたいと考えました。20代の頃のようにがむしゃらに(かつ遊ぶ、という体力はもうありませんが…)仕事に向かっていく、突き詰めていく環境にもう一度身を投じるつもりです」などと抱負。

 1999年入社。「私の22年の多くは、スポーツ実況とともにありました。胸を躍らせて向かったオリンピックやサッカーW杯、世界選手権中継の舞台では、テレビの向こうの人だと思っていた憧れの方たちとご一緒できる幸運に恵まれました。そこで接する世界は、常に成長を求めて、努力し続ける人たちであふれていました。選手たちにも、目の前で素晴らしい景色を見せていただきました。そして、もの凄く刺激的でした」と振り返り、感謝。

 「レベルは違いますが、この人たちを追いかけるように努力して、成長し続けたい、という思いが今もあります。階段を上っていけば、日本を動かす、世界を動かす経営者や起業家やチームの知見に触れる機会もあるんじゃないかと、勝手に妄想しています。そこで見たもの、撮れたものをどれだけ、どうやって日常と繋げられるか。還元できるか。バリバリの1年生に戻りますが、一歩ずつ、必死に、とはいえ、おじさんに分類される世代なので少し速足で進んでいきたいと思います。画面越しにお会いする機会もあるかも、ですし、引き続きよろしくお願いいたします」とした。

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2021年7月2日のニュース