ヒロミ 森会長の女性蔑視発言の“撤回”に疑問「撤回したらいいんだってどんなルールなのかな」

[ 2021年2月9日 15:07 ]

タレントのヒロミ
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 タレントのヒロミ(55)が9日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に出演。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視とも取れる発言について言及した。

 森会長は3日に行われた日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言、翌4日に発言を撤回して謝罪した。森氏は会見前には責任を取るため辞任を検討していたが、組織委幹部らから「森さんでなければ7月の五輪開催は不可能」と説得され、続投の意思を固めたという。この一連の騒動を受け、会ボランティア約390人が辞退したことが発覚。自民党の二階俊博幹事長(81)がボランティア辞退を「瞬間的なもの」ことなどと発言したことも取り上げた。

 ヒロミは「撤回したらいいんだっていうのがどんなルールなのかなと思って」と、森会長が謝罪会見で「撤回」したことに疑問を示した。続けて「よく政治家の方が『撤回します』『謝罪します』なので『もういいのじゃないか』ということがあるけど、それ、どのぐらいの意味があるのかなと思って。これ、世界で通用するの?撤回するというのは」と首をひねった。

 続けて、番組MCの坂上忍(53)から“逆ギレ”の指摘もあり、ヒロミは「一国の総理までやった人が若い人に詰められたイラっとした感じもするけど、本当にそういうことを言われない立場にずっといるわけじゃない?やっぱり森さんじゃないとオリンピックは成功しないと言う人もいれば、この人がいろんなコネクションがあってつなげられてるんだって。確かにそういう力あるかもしれないけど、代わって誰かやるっていったらできるでしょ?ってちょっと思っている」とも続けた。

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2021年2月9日のニュース