ジャニーズ事務所 緊急事態宣言解除後の方針発表、人数制限設けアリーナ公演再開へ

[ 2021年2月9日 18:10 ]

ジャニーズ事務所
Photo By スポニチ

 ジャニーズ事務所は9日、10都府県の緊急事態宣言が来月7日に解除されることを前提にした、今後の主催公演における方針を公式サイトで発表した。

 これから新たに発表する公演について「イベント開催制限に則り、人数上限5000人・収容率50%以下でお客様をお迎えし、アリーナ規模までの公演を再開することといたしました」と報告した。

 今回の結論に至った理由も説明した。「社会全体として時間の経過とともに有効な感染予防対策を確認することが出来たこと」「感染リスクの高い場面あるいは行動が絞られてきたこと」を挙げ、「弊社所属タレントが出演する舞台公演におきましても感染した実績がないこと」から、「イベント開催制限に則り、感染予防策を講じることでアリーナ規模までのコンサートは再開できるものと判断いたしました」と記した。

 今後も慎重に、状況に応じて適切な対応を心がけると強調。「当面、コロナ禍での社会生活が続くことを考えたときに、コンサートのある日常を自分達で取り戻すという信念に基づいて、一定の実施方法を構築していく必要があると考えた」とも明かした。

 アリーナ規模までとしたのは「現状のイベント開催制限との兼ね合いによるもの」という。アリーナを超える会場規模での公演に関しては、「現実的ではなく、仮に実施したとしましても持続可能な状態を保つことができないため、現状のイベント開催制限が継続させる間は、アリーナを超える会場規模の公演は見送ることといたしました」と伝えた。

 同事務所は「次はアリーナを超える会場規模でのコンサート再開を目指して前向きに準備してまいります」。スタッフ・ファン及び、医療従事者への感謝もつづった。今後の公演情報については「随時ジャニーズネットにてお知らせしてまいります」とした。

続きを表示

2021年2月9日のニュース