妻夫木聡主演「危険なビーナス」最終回12・7% 前回から急上昇で有終の美

[ 2020年12月14日 10:18 ]

妻夫木聡
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 俳優の妻夫木聡(39)が主演を務めるTBS日曜劇場「危険なビーナス」(日曜後9・00)が13日、最終回を迎え、平均世帯視聴率は12・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが14日、分かった。個人視聴率は7・3%だった。

 初回は14・1%で、同枠としては、最終回で平均世帯視聴率32・7%を記録した前クールの「半沢直樹」に続く好発進。第2話は12・5%、第3話は11・7%、第4話は11・0%、第5話は10・9%、第6話は11・2%、第7話は10・9%、第9話は10・9%と推移。第9話で8・7%を1桁に転落していたが、最終回で一気に4ポイント急上昇した。

 2016年8月に講談社から刊行された、累計発行部数63万部のベストセラー小説が原作で、主人公が弟の失踪をきっかけに名家の遺産を巡る謎に迫るミステリー。妻夫木は04年放送の「オレンジデイズ」以来、16年ぶりの同枠での主演で、正義感が強くウソがつけない独身の獣医・手島伯朗を演じた。

 また、謎の美女・楓を吉高由里子(32)が演じ、主人公の弟役は染谷将太(28)。そのほか、ディーン・フジオカ(40)、中村アン(33)らが出演した。

 最終回は、矢神家の親族会に、行方をくらましていた牧雄(池内万作)が現れ、康治(栗原英雄)研究記録が見つかったと言い出す。親族の間に、醜い言い争いがくり広げられる中、波恵(戸田恵子)は「矢神家は康治の代で終わりにします」と宣言。「母から譲り受けた貴重なものを渡さなければ明人を殺す」という犯人からのメールを受け取ったことを明かた伯朗(妻夫木)は楓(吉高)と勇磨(ディーン・フジオカ)とともに、あらためて明人(染谷将太)の行方を捜す決意をし…という展開だった。

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2020年12月14日のニュース